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宮古郡多良間村の資料沖縄県多良間村2016/11/21

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目 次基本構想
編 .................................................................................................................................1
Ⅰ章
はじめに…


はじめに ..........................................................................................................................................11総合計画の目的と役割 ....................................................12基本構想・計画の期間 ....................................................2
Ⅱ章
むらづくりの概要 ........................................................................................................................31位置と地勢 ..............................................................32沿34
多良間村の現状と課題 ....................................................5
住民による村の将来像(沖縄 21世紀ビジョンワークショップより) ...........75県内外の潮流 ...........................................................10
革 ..................................................................4
①参画と協働の潮流 .......................................................10
②少子高齢化の潮流 .......................................................10
③人と自然の共生の潮流 ...................................................10
④国際化・情報化の潮流 ...................................................11
⑤地域文化発信の潮流 .....................................................11
⑥地方分権改革の潮流 .....................................................11
6 人口の展望 .............................................................12
Ⅲ章
基本構想 ........................................................................................................................................1312
多良間村の目指す姿 .....................................................13
基本的方向(3つの柱) .................................................14
(1)美しく魅力ある島を目指して .........................................14
(2)活力に満ちた地域を目指して .........................................14
(3)島の明日を開く人づくりを目指して ...................................143基本方針 ...............................................................15
(1)島を支える確かな基盤づくり .........................................15
(2)豊かな生活の基礎となる産業づくり ...................................16
(3)島と地球にやさしい持続可能な村づくり ...............................17
(4)快適で安心できる生活環境づくり .....................................18
(5)明るく安らぎに満ちた暮らしづくり ...................................19
(6)島を支える人づくり .................................................20
(7)健全な行政の仕組みづくり ...........................................21
基本計画編 ...............................................................................................................................23
施策の体系 ................................................................................................................................................25
施策と事業の体系 ...................................................................................................................................26
基本方針1
島を支える確かな基盤づくり ....................................................................................33
基本施策 1-1
適正な土地利用の推進 .........................................34
基本施策 1-2
魅力ある集落空間の創出 .......................................36
基本施策 1-3
基本施策 1-4
交通体系の拡充 ...............................................38
人にやさしい島づくり .........................................42
基本施策 1-5
情報通信基盤の整備 ...........................................43
基本施策 1-6
良好な住宅・住環境の創出 .....................................45
基本施策 1-7
基本施策 1-8
水道水の安定供給 .............................................47
消防・防災・救急医療体制の強化 ...............................50
基本方針2
豊かな生活の基礎となる産業づくり .......................................................................53
基本施策 2-1
基本施策 2-2
農林畜産業の振興 .............................................54
漁業の振興 ...................................................59
基本施策 2-3
独自産業の振興 ...............................................62
基本施策 2-4
商業の振興 ...................................................64
基本施策 2-5
観光の振興 ...................................................66
基本方針3
島と地球にやさしい持続可能なむらづくり...............................................................71
基本施策 3-1
集落景観の保全・創出 .........................................72
基本施策 3-2
基本施策 3-3
自然環境の保全 ...............................................74
地下水の保全・かん養 .........................................76
基本施策 3-4
地球環境の保全 ...............................................78
基本方針4
快適で安心できる生活環境づくり ...........................................................................81
基本施策 4-1
生活環境の整備 ...............................................82
基本施策 4-2
循環型社会の構築 .............................................84
基本施策 4-3
生活衛生の向上 ...............................................87
基本方針5
明るく安らぎに満ちた暮らしづくり .......................................................................89
基本施策 5-1
地域福祉の推進 ...............................................90
基本施策 5-2
保健医療・健康づくりの拡充 ...................................92
基本施策 5-3
高齢者支援の推進 .............................................95
基本施策 5-4
子育て環境の充実 .............................................98
基本施策 5-5
障がい者(児)の支援 ........................................102
基本施策 5-6
社会保障制度の適切な運用 ....................................105
基本施策 5-7
男女共同参画社会の実現 ......................................108
基本方針6
島を支える人づくり ..................................................................................................111
基本施策 6-1
基本施策 6-2
園児・児童・生徒の教育の向上 ................................112
生涯学習・スポーツ等の振興 ..................................117
基本施策 6-3
地域・伝統文化の継承 ........................................120
基本施策 6-4
島内外地域交流活動の促進 ....................................122
基本方針7
健全な行政の仕組みづくり .....................................................................................125
基本施策 7-1
住民参加の仕組みづくり ......................................126
基本施策 7-2
行政運営の適正化 ............................................128
基本施策 7-3
財政運営の効率化 ............................................131
基本構想編
Ⅰ章1はじめに
総合計画の目的と役割
「南の島に浮かぶ沖縄の心のふるさと・ゆがぷう島たらま」の将来像のもと、“美
しく絵になる島づくり”、“活き活きとした地域づくり”、“島に根ざした人づくり”
の 3??の基本方向(3??の柱)を掲げ、その実現に向けて、効率的土地利用の推進、
産業の育成、生活環境基盤の拡充、学校教育施設の拡充、伝統文化の継承推進、人
材育成に取り組んできた。
その後、10年が経過した今日、少子高齢化の進行、地球的規模での環境意識の高
まり、国際化や情報化の進展、地域づくり・住民参画意識の高揚等、社会環境は大
きく変化した。反面、本村の以前よりの課題である「離島苦」は、依然として村民
生活を圧迫しつつある。
国内に目を向けても、日本の人口は減少に転じており、本格的な少子高齢社会と
なる等、これまでにない大きな変化を見せている。また、国や地方の財政がひっ迫
し、行財政改革が進められる中、住民と協働した地域づくりという新しい枠組みの
構築が求められている。
このような中で、平成 23年度からの村行政を円滑に推進するための指針として、
「第 4次多良間村総合計画基本構想」を策定するものである。本計画は、前期の第
3次多良間村総合計画基本構想を踏襲しつつ、第3次計画の実効性や進捗状況を評
価分析した上で、沖縄県が示した「沖縄 21世紀ビジョン」を参考にしながら、新
しい時勢を配慮しつつ、多良間村の持続的発展を図るため、総合的かつ計画的に村
民と協働したむらづくりを目指すものである。1Ⅰ
多良間村では、平成 13年 3月に「第 3次多良間村総合計画基本構想」を策定し、章 2
基本構想・計画の期間
「第 4次多良間村総合計画基本構想」は、地方自治法第 2条第 4項に基づき、2011
年度(平成 23年度)を初年度として、2020年度(平成 32年度)を目標年度とする
ものである。この基本構想に基づき、基本計画、実施計画を策定し、行政運営にあ
たるものとする。
多良間村の望ましい村づくりの将来像及び目標を定め、
基本構想
これを実現するための基本方針を定める。
平成 23年(2011年)度を初年度とし、平成 32年(2020年)
度を目標年度とする 10年間の構想である。
基本構想で掲げた目標及び基本方針を実現するために、
基本計画
基本方針別に施策を体系化し、施策ごとの目標を定める。
平成 23年(2011年)度から平成 27年(2015年)度を前期計
画、平成 28年(2016年)度から平成 32年(2020年)度を後
期計画として、必要な見直しを行う。
基本計画で定められた具体的施策を現実の施策として展
実施計画
開するための計画である。実施に当たっては行財政諸事
情、緊急性、優先度を勘案しながら展開するものとする。
計画期間を概ね 3年とし、予算編成に合わせて必要に応
じ見直すものとする。
年度
H23
H24
H25
H26
H27
H28
H29
H30
H31
H32
(西暦)
(2011)
(2012)
(2013)
(2014)
(2015)
(2016)
(2017)
(2018)
(2019)
(2020)
基本構想
基本計画
実施計画
後期計画
前期計画
3年を基本的期間とし、必要に応じ見直す2 Ⅱ章1むらづくりの概要
位置と地勢
多良間村は宮古島と石垣島のほぼ中間に位置し、北緯 24度 39分、東経 124度 42
分にあり、東西 5.8km?南北 4.4km??楕円形をした多良間島(面積 19.75km2)と、
その北西約 10km先にあるさつまいもの形をした水納島(面積 2.15km2)の 2??の島
からなり(合計面積 21.91km2)、気候は海洋亜熱帯性気候に属する。
遠見台の 34.19m??ある。島の内部はほとんどが耕作地として利用されていて、農
作物や家屋を守るフクギ並木とともに豊かな緑をたたえている。
隆起サンゴ礁により形成された島は、河川のない石灰岩地帯特有の鍾乳洞やドリ
ーネ等カルスト地形が発達し、鍾乳洞に流れる地下水が人々の生活を支えてきた。
島の周囲はサンゴ礁の美しい海に囲まれ、豊かな海の幸を育んでいる。
■多良間島・水納島全景3Ⅲ
多良間島は全体的に平坦な地形で、一番標高の高い場所は島の北側にある八重山章 2沿革
多良間島の歴史は古く、琉球王朝尚真王(在位 1477~1527年)の時代、その頃各
地に点在していた小集落を現在の集落にまとめる等の活躍をして、多良間島主に任
ンタハ゛ルトゥユミャ
命されたのが土原豊見親 といわれている。
近世には平良・砂川・下地の 3間切のいずれにも属さず、宮古の特別行政区とし
て 3人の頭が交代で管轄した。多良間島と水納島の2島で仲筋・塩川・水納の 3村
を構成し、あつかい役人として多良間首里大屋子、塩川与人、多良間目差、水納目
差の4人が蔵元から派遣され、3年間(のちに2年間)常駐した他、耕作筆者、杣山
筆者等も島外から赴任して島政にあたった。首里大屋子と与人が同時にあつかい役
人として赴任する例は宮古の他の島にはなく、この点に特別行政区としての多良間
島の性格がよくあらわれている。
また島には、士族がおり、下級役人として業務に従事した他、中には他島・他村
の役人として赴任する者もいた。流刑地として、あるいはまた八重山への海上の要
衝として重要な位置を占め、八重山から宮古の蔵元への連絡事務は多良間島を経由
するのがならわしであった。
その後は、1908年(明治 41年)特別町村制がしかれ、平良村の所轄となる。さら
に 1913年(大正 2年)には平良村より分村し自治施行され多良間村となる。とめます。一、スポーツに親しみ健康で明るい村づくりにつづくりにつとめます。一、としよりやこどもを大事にし、愛情ある村い村づくりにつとめます。一、お互いに助け合いだれにも親切で礼儀正しめます。一、自然を大切にした活力ある村づくりにつとづくりにつとめます。一、村の伝統文化を守り、心豊かで和やかな村私たち多良間村民は、4発展を願いこの憲章を定めます。力をあわせて住みよい平和な郷土の自然と文化遺産の継承につとめ私たち多良間村民は、恵まれた美しい多良間村村民憲章
3
多良間村の現状と課題
多良間村は、那覇から南西に約 320km離れた宮古群島に属し、宮古島の西南西
67km?石垣島の北東 35km??海上に位置し、多良間島と水納島の隆起サンゴ礁の 2
島からなる。村面積は 21.91km2??ある。
気候は、海洋性亜熱帯気候に属し、年間の平均気温は約 23℃、平均湿度は約 80%、
年間降水量約 2,000??と高温多湿な気候である。一年を通じて寒暖の差が小さい亜
熱帯の穏やかな気候だが、夏から秋にかけては「干ばつ」や「台風」に見舞われる
ことが多く、例年、農作物が被る被害は甚大である。
本村の産業は、農業、畜産業が主で、昭和 50年 3月 6日に「農業振興地域指定」
全域が農業振興地域となっており、うち農業振興地内現況農用地面積は 1,184ha
(54%)であり、すべて農用地区域内にある。宅地は 30.6ha??ある。
住民基本台帳によると、平成 22年 10月 1日現在の本村の総人口は 1,324人(男
709人・女 605人)であった。平成 17年 10月 1日の人口は 1,454人(男 793人・女
661人)で、5年間で 130人の減となっている。国勢調査では平成 17年度は 1,370
であり、平成 22年度の人口は 1,231人となり 5年間で 139人減少し、10.1%の減
少率となっている。
世帯数は平成 22年 10月 1日で 535世帯であり、平成 17年の 551世帯から 16世
帯の減少となっている。人口同様世帯数も減少傾向にあるが、1世帯当たりの人員
は減少傾向にあり、核家族化の傾向が見られる。中でも高齢者のいる世帯、特にひ
とり暮らし高齢者の単身世帯は近年、増加傾向にある。
本村には、高等学校以上の教育機関がなく、義務教育を終えた後、進学・就職を
契機に島を離れる若年層が圧倒的に多いことに加え、少子化傾向も強まっており、
本村は自然動態、社会動態ともに、人口減少の著しい地域であることがうかがえる。
このような人口減少による過疎化に、どのように歯止めをかけるかが地域振興の基
本課題となっている。
過疎化対策の第一としては産業振興と雇用の確保があげられる。本村の産業の中
核は、これまで、さとうきび生産を中心とする農業であった。しかし、農業だけで
人口を維持するのは困難になりつつあり、新たな産業の創出が重要になっている。
第二に、生活環境の整備と定住条件の整備があげられる。以前より、「生き甲斐と
連帯の息づくむらづくり」に努力してきたが、残された課題も多く新たな課題も出
てきている。
離島域のさらに離島である本村は、はるか以前から、地域住民が主体となって「社
会づくり」を行ってきた。しかし、地理的特性上、課題となっている「島嶼間格差」
を解消することが難しい地域であるといえる。「沖縄県の日本復帰」(昭和 47年 5
月 15日)以降、国、県が行う公共事業等の是正策により、島嶼間格差は幾分解消さ5Ⅲ
を受け、農村地帯としての社会基盤を形成してきた。平成 18年 7月現在、ほぼ村章 れたが、未だ社会基盤が十分であるとはいえない。
地域間交流が盛んになり、「地方分権推進一括法」によって、地域の主体性や自
己決定能力が求められている今日においては、従来から定住している村民だけでな
く、外部から移住する人たちの村内定住を促進する条件整備が求められる。
第三の過疎化対策として、自然環境の保全と教育環境の整備があげられる。本村
の自然と文化財は、フクギ並木や御嶽に代表されるように、後世に残すべき貴重な
財産である。これらの自然や文化財と村民の生活環境との調和が振興課題としてあ
げられる。平成 22年 9月には「日本で最も美しい村」連合に加盟できた。一方、
本村には、「八月踊り」等の伝統行事や、祭祀に見られるように、他の地域にはな
い独特の文化が今日まで営々と育まれてきた。「島嶼」という「自己完結型」の地
域特性にあって、先人達は、島外から入り込んで来たものを独自の形で創造し、そ
れを「文化」として育み、後世に伝えてきたのである。こうした伝統文化の継承・
発展は今後の重要な課題となっている。
本村における今後の教育では、このような島の自然と文化の保全・継承を基本に
しながら、産業の発展と生活水準の向上に役立つ人材、及び国際的な感覚に富む人
材を育むための環境整備が課題となっている。
今日の環境保全の在り方は、地球温暖化防止をはじめとして、国や地方自治体単
位だけでは問題解決ができず、地球的規模での視野に立ちながら、住民個々の取り
組み、地域での取り組みが必要となっている。6 4
住民による村の将来像 (沖縄 21世紀ビジョンワークショップより)
沖縄県は「沖縄 21世紀ビジョン」を策定(平成 22年 3月)する際、地域の将来
像について、各地で市町村職員・自治会・PTA・商工会・学生等によるワークシ
ョップを開催した。テーマは、2030年に残すべきもの、2030年までに変えていく
べきものであった。これにより、本村に関する意見を集約すると、2030年に残すも
のとしては、地場産業(黒糖や家畜、多良間ピンダ等)や、景観(銘木、フクギ、
屋敷林等)、自然環境、ことばやゆいまーる精神等の地域文化、スツウプナカ、八
月踊りに代表される伝統文化・芸能等であった。たらま島一周マラソンもあげられ
た。
出、産業構造の変革、環境への配慮、生活習慣の改善、医療・福祉の充実、雇用創
出、高校進学への負担軽減等があげられた。
■2030年に残すべきもの(1)
区分
地場産業
分 類
農業、畜産業の発展
取り組み
農業基盤整備は急務
農地の集約化
黒糖酒をつくる
中国に販路を開く
農産物の輸送コストの低減
地産地消への取り組み
畜産事業の団地化
観光に向けた受け皿の整備
効率化を図りながら生産者を育成していく
牛・ヤギを活かす
増頭、市場開拓
戻し交配による原種の復活
地元に名木があることをもっと PR する
土地改良事業でもできるだけ津波石を残していく
多良間言葉の辞典をつくる
環境づくり整備のため、住民の意識の改革が必要
沖縄の名木百選に選ばれている 12本の管理と表示
黒糖
家畜
在来種
景観
自然環境
多良間ピンダ(ヤギ)
従来動植物、多良間ピンダ(ヤギ)
名木、フクギ、史跡、津波石
屋敷林、石垣等の景観
フクギ並木
県の名木百選
固有動植物・自然環境の保全
マクガン(ヤシガニ)の乱獲をやめる
生態を知り、保護する
害虫を駆除する
ズグロミゾゴイ、リュウキュウバトの保護
島ニンニク、ササゲ(黒豆)
砂浜の美化
環境保全型農業の推進
ゼロ・ウェイスト(ごみを出さない仕組み)の推進
必要以上に開発しない
垂れ流しをやめる
牛のし尿処理を行う
下水道の整備
太陽光発電を進める
豊かな自然環境
豊かな自然、豊かな海、地下水
美しい自然(海、山、地下水)
まだ残っている美しい自然
環境汚染の防止7Ⅲ
一方、変えていくべきものとしては、航空交通の確保、有機農業化、特産品の創章 ■2030年に残すべきもの(2)
区分
生活
地域社会
食文化
精神文化・ことば
伝統芸能・祭祀
分 類
ほどほどのオトーリ
ゆいまーる、模合
離島の多様な暮らし
互助精神
子ども達が自慢できる島づくりについ
ての取り組みができる社会
食文化
伝統文化、方言(敬語)、方言は地域文
化の原点、先輩を敬る心、女性の意見
重視、「部落」という呼び方
方言、すまふつ
文化財
取り組み
伝統料理の継承
方言大会や方言教室の開催
トブリの整備(海への通り道)、観光への活用
オトーリの口上を方言で行う
人が集まるような島づくり
子ども達が高校で島を出て行っても戻ってこれる環境づくり文化財の復元
記録保存
学校で方言を教える
結の心を教え育てる
後継者の育成(若い人が少なく大変)
指導者を育成する
伝統行事への理解と参加
伝統文化継承のための後継者の育成
PR を強化する
各分野日本一への挑戦
昔の遊び、歌、昔語り(神話等)
スツウプナカ
八月踊り
文化産業
独特な文化(八月踊り等)
伝統文化
たらま島一周マラソン
日本一の多良間島を目指して
■2030年に向けて変えていくべきもの(1)
交通
区分
現 状
石垣への交通便がなくなったこと
農業
雇用・経済
化学肥料頼みの農業、農畜産の廃棄物
特産品、雇用の場が少ない
定住
産業
人口減対策
産業構造
自然・景観
環境
無数の漂着ごみ
ごみ問題
不法投棄
生活環境
環境への意識、ごみ不法投棄、集落内
排水の未設備
水問題
行事
生活
取り組み
石垣との交流事業の活発化
石垣との地域連携
住民参画
有機農業
地産地消の推進
道の駅、青空市の設置
村民の意識改革
観光ガイドの養成
観光産業の振興
美化活動(花・清掃)
大人の意識改革
国の支援
分別の徹底
良心の問題
ごみについての情報周知
ごみの分別
環境への村民の意識改革
農業用水の確保の強化と生活用水の継続的な確保
(多すぎる・新しい)行事の整理8 ■2030年に向けて変えていくべきもの(2)
区分
生活現状
生活習慣
教育
行政
教育問題
財産問題
医療
高齢者を支える仕組み
女性の働く場の確保、以前は海外からお嫁さんを呼んで
いた
高校進学にかかる負担を軽減する仕組みづくり
十分な施設が打てるような財源確保が必要
(沖縄 21世紀ビジョン ワークショップより抜粋・改編)
子ども達の夢(アンケート調査より)
基本構想の策定に先だち、多良間中学生にアンケートを実施した。子ども達の意
見として「多良間村で自慢できること」では、美しい自然(海や緑)が圧倒的に多
く、八月踊りやスツウプナカといった伝統行事も自慢できるものとしている。また、
地域のつながり(お互いの顔が見える、親切、お互いの協力)も自慢できるものと
し、少数ではあるが、離島そのものを自慢できるものとみている生徒もいた。
「村に要望したいこと」では、コンビニや専門店等の商店の開設や図書館の日曜
開放も比較的多かった。また、伝統行事以外にいろいろな祭りをやってほしいとい
う意見もあったが、一方で(子ども会等の)行事を減らしてほしいとの意見もあっ
た。
「村長になったらやってみたいこと」でも、3割の生徒が「商店の開設」をあげ
た。他、財政を黒字にする、多良間村をもっとピーアールする等の意見に加え、あ
いさつ運動の推進やごみ減量の実施、街灯を増やす、公園をつくる等の意見もあっ
た。
「大人になって、やってみたいこと」では、4割の生徒が「仕事がしたい、自分
の店を持ちたい」との夢を持っていた。
■多良間中学 1??2年生のアンケート結果9Ⅲ
健康
少子化
飛行機運賃、船賃、物価等のコストの高さ医療、福祉
福祉、島外へ出て行く人が多い
医療施設
嫁不足
取り組み
オトーリをなくす
早寝、早起き、朝ごはんの徹底
大人が実践する
昔の生活に戻す(粗食、イモ食、早寝)
22時の消灯を進める
飲み会の 2次会、3次会をなくす
高速道路と同じような船賃の低減策が必要章 5
県内外の潮流
①参画と協働の潮流
沖縄県は、広く県民の参加を求める手法をとりながら「沖縄 21世紀ビジョン」を
策定した。復帰後の沖縄県づくりの指針である第1次から第4次にわたる「沖縄振
興(開発)計画」は、実は国が策定したものであり、「沖縄 21世紀ビジョン」は、県独
自で構想する初めての長期構想と位置づけられている。そして、住民との協働と住
民参画によって、それぞれの地域事情に合わせた将来像を構築した。
近年の行政運営は、住民参加、住民との協働なくしては遂行できない。住民がど
んな将来を目指しているのか、どんなところに「地域を自覚」し、「何を残し、何
を変えて、どんな地域に変革していくか」等を住民参加のもとに合意形成し、参画
と協働によって自分たちの地域づくりを獲得することは時代の潮流といえる。
②少子高齢化の潮流
生まれてくる子どもが少なくなり、高齢者の層が厚い社会というのは、やがて人
口減少社会に転じることになる。我が国はその時代に突入しているが、生まれる子
どもが多いことで知られる沖縄県もまた、2020年を過ぎたあたりから人口減少社会
に転じるとされ、本村もまた、その潮流の中にあり、その状況を踏まえたうえで本
村の将来像を考え、村づくりを展開しなければならない。
地域の活性化は一朝一夕に実現できない。自らの足元を見つめ、様々な可能性を
探り、小さなことから活力を生み出し、育てていくことが持続的な発展への一歩で
ある。また、子育てしやすい仕組みを強化することは、子育て世代を受け入れるこ
とにつながる。安心して暮らせる地域福祉の仕組みづくりや安全で快適な居住環境
づくりは村民定住の条件であり、I ターン者・U ターン者や移住者を受け入れる吸
引力でもあると考えられる。
③人と自然の共生の潮流
本村の存在は、地球あっての存在である。近年、この当たり前だと思われてきた
ことが強く認識されている。過去には、大量生産、大量消費、大量廃棄が経済発展
のバロメーターとされてきたが、この方向性では地球そのものが立ち行かなくなっ
ていることが確認され、「環境共生社会」や「循環型社会」への転換が取りあげられる
ようになった。
また、地球温暖化防止や生物多様性等、一見生活には結び付きにくい問題も、実
は住民個々の足元からの対策が重要であることも認識され始めた。地球温暖化防止
問題は、近年、毎日のようにマスコミでも取りあげられ、国際問題にもなっている。
また、人類を含めて地球上のすべての生物は、その生態系の中で関連しあい、生命
を維持していることから生物多様性の維持も人類の存続に不可欠のことであるこ
10
ともわかった。
このように、人は自然の中で生き、自然との共生・調和なくして、健康の維持、
生命の維持、快適な地域の形成はできないことを住民各自が自覚し、次代のために、
一人ひとりが環境問題に取り組まなければならない。
④国際化・情報化の潮流
情報社会の到来は、コミュニケーション形成における時間的・地理的な制約をと
りはらい、様々な社会の変容を加速している。誰もが、電子ネットワークを介して
行政に参画することもできるようになってきている。情報共有という手段によって、
チャンスを有している時代といえる。Ⅲ世界の国々が身近に感じられるようになり、誰もが世界で活躍する夢を実現できる章一方、私達はグローバルな社会の持つあやうさも、世界的経済不況の体験を通じ
て、あらためて実感している。特に子ども達は、この社会状況を受け止めていかな
くてはならない。社会の国際化・情報化に対応できる人材を育成するためには、英
語教育や IT 教育に力を注ぐことが大切であるが、その前提に「人間愛」、「郷土愛」
等の人間力教育が必要である。さらに、自己をしっかりと見つめた上で、生活様式
やもののとらえ方の違いを認識し、尊重できる人間形成が重要である。美しい郷土
づくりと国際化・情報化の潮流に乗れる人材の育成は、関連しあう課題といえる。
⑤地域文化発信の潮流
この地球上に形成されるあらゆる「コミュニティ」と称される地域社会単位は、そ
れぞれが刻んできた歴史のもとに形成されてきた仕組みを持って成り立っている。
その仕組みは、まるで生きている樹木のごとく、時代の潮流に影響され、刻々と変
化を遂げている。
今の時代の国際化や情報化の進むライフスタイルによって、様々なコミュニティ
で人間関係の希薄化や伝統文化の継承難が起こっている。
幸いにして、本村には連綿と継承されてきた「八月踊り」や「スツウプナカ」等
の伝統芸能・祭祀文化が色濃く残っており、住民の継承の意欲も高い。これらは、
村の誇りを発信するアイデンティティの源であり、子ども達が郷土愛を育む土壌で
もある。
⑥地方分権改革の潮流
地方分権改革への否応なしの対応が続いている。新分権一括法の制定が着々と検
討されていることや、道州制シンポジウムが県内でも実施される等、本村を取り巻
く大きなうねりが認識されつつある。
このような中で、しっかりと暮らしを築いていくことへの自覚が、住民及び行政
に求められていると受け止めることが重要である。
11
6
人口の展望
本村における平成 22年 10月現在の国勢調査人口は、1,231人であり、平成 12
年から平成 17年にかけて増加が見られたものの、平成 22年には減少し、過去 20
年で最少となった。
目標年次(平成 32年)における本村の将来人口は、産業の活性化や生活基盤の
充実、移住施策の推進等によって、約 1,200人の維持を目指す。
全体の人口の推移と予測
(人)
1,800
1,600
1,463
実績値
1,409
1,400
277
1,200
1,338
1,370
1,231
305
317
329
322
1,000
800
814
803
600
757
推計値
751
641
1,173
1,201
319
320
628
653
400
200
372
301
264
290
268
226
228
H2
H7
H12
H17
H22
H27
H320年少人口
生産年齢人口
12
高齢人口
Ⅲ章1基本構想
多良間村の目指す姿
果てしなく広がる大海原、ひときわ輝くエメラルドグリーンのサンゴ礁、白い砂
浜、深い緑を湛えた林とさとうきび畑、赤や黄色といった色とりどりの草花等、豊
かな自然に彩られた島、それが私達のふるさと多良間である。
ポーグ(抱護林)、神聖な御嶽や拝所等、沖縄の伝統的な集落景観を見ることができ
る。
また、島の英雄・土原豊見親ゆかりの史跡(ウプメーカ)や船舶の見張り台として
造られた八重山遠見台や宮古遠見台、平敷屋朝敏ゆかりの里之子墓といった歴史・
文化財も多く、歴史ロマンにあふれた島である。旧暦 8月になると、島の老若男女
が艶やかな色の衣装に身を包み、神に踊りを奉納する伝統芸能「八月踊り」が盛大
に催されている。また、豊年の感謝と地域の繁栄の祈願を主とした「スツウプナカ」
も村の重要な伝統行事である。多良間村は、まさに南島の自然と歴史・文化と島人
の心情(しまんちゅのこころ)が、今なお息づく村といえる。
このような多良間の持つ歴史と風土を生かしつつ、波濤を超えるがごとく諸課題
を着実に解決しながら、発展的に村づくりを目指すという意味を込めて、次のよう
に将来像を定める。
確かな発展でつくる
心のふるさと
ゆがぷう島
たらま
この将来像には、美しい自然や伝統文化、島人の心情が失われつつある沖縄にお
いて、古き良き沖縄の姿を大切にすることにより、来訪者にとっても魅力的で村民
が誇れる平和で豊かな村づくりへの願いが込められている。
13Ⅲ集落の中を散策すると、格子状の道、集落を抱きかかえるかのように巡らされた章 2
基本的方向(3つの柱)
第 4次基本構想においても日本国憲法の「平和主義」
「主権在民」
「基本的人権の
尊重」「地方自治」という精神を遵守するとともに、第 4次の将来像である「確か
な発展を目指す
心のふるさと
ゆがぷう島
たらま」に向かって進むために基本
的方向としての 3??の柱を設定する。
(1)美しく魅力ある島を目指して
島の自然は、美しいものであると同時に厳しいものでもある。私達の親や祖父母、
先祖は、お互いを思いやり、みんなで協力し、助け合いながら自然と共存してきた。
多良間の美しい自然と温かい心は、そうした営みの中で培われたものだといえる。
他人を思いやり、自然を慈しむ姿と島の豊かな自然の見事な調和を醸し出す精神
は、古来より本村住民の基本的特性である。今後も先人にならい、人と自然が調和
した魅力ある島づくりを目指すものとする。また、地球全体の一員であることを自
覚し、地球環境に配慮しつつ、本村の魅力を世界に発信する。
(2)活力に満ちた地域を目指して
元気に学び遊ぶ子ども達、いつまでも元気で健康なお年寄り、働き者のお父さん、
お母さんがいる活き活きとした地域づくりを目指すものとする。
そのためには、働く場と生活の安定を確保し、地域全体で健康づくりに取り組み、
健康的な生活を送り、弱者は地域全体で支え、病気や寝たきり状態になっても安心
して暮らせる社会の仕組みづくりが大切である。
(3)島の明日を開く人づくりを目指して
多良間村の地域振興のためには、若者の定着が重要とされる。このための生活の
保障を目指す必要があるが、自分の郷土に愛着と誇りを持ち、地域の長所を自覚す
ることも必要である。また、来島者や島外の人とのコミュニケーションをとること
も地域振興に寄与できるものである。同時に、グローバルな視点で行動できること
も必要である。
このような観点から、島に根ざした人づくりを推進し、郷土に貢献する人材だけ
でなく、世界に通用する人材の育成を目指すものとする。
14
3
基本方針
多良間村の将来像の実現に向けて、3つの基本的方向に沿って、次の 7??の基本
方針を設定する。
(1)島を支える確かな基盤づくり
本村は、清らかな自然に恵まれた美しい島であり、島民は古くからこの自然がも
たらす恵みを享受しつつ、自然への畏怖と敬愛を持って生きてきた。その一方で、
離島であるが故に抱えざるを得ない不利な条件、いわゆる「しまちゃび」、
「 離島苦」
と称される課題も近年、国や県、村民の努力により大幅な改善が見られるものの、Ⅲ未だに存在している。
このような中で、清らかな自然とともに生きることを将来の世代が受け継いでい
くことを基本としながら、「離島」という条件を逆に活用し、離島の魅力を発信す
る、いわゆる「離島の力」を発揮する知恵を創出し、島の暮らしを豊かにしていく
ことが必要とされる。
そのために、有効な土地利用の在り方を考え、生活の動脈となる交通体系の拡充、
ライフラインの充実、安全防災の強化を目指すものとする。
■村道空港線
■フェリーたらまゆう
■多良間空港
■多良間村浄水処理施設
15章 (2)豊かな生活の基礎となる産業づくり
多くの離島と同様に本村でも人口流出が大きな課題となっており、特に若年層の
流出が著しく、島の地域振興策が進まない一因にもなっている。
若年層の定住促進には生活の基礎となる産業を振興し、雇用の促進を図らなけれ
ばならない。そのためには、従来よりの農業や漁業の振興はもとより、観光・レク
リエーション産業の展開に加え、離島ならではの魅力の発信、多良間の魅力を活か
した地場産業等、従来の発想を見直した「離島力」を発揮できる産業の創出が必要
となる。
島外においても雇用情勢が厳しくなっている今日では、今後、島内の雇用機会が
さらに減少することも考えられ、新たな産業の創出が求められる。
■牛セリ
■ハーベスターによるさとうきび収穫
■たらまピンダ山羊舎
■多良間漁港
■夢パティオたらま(宿泊施設)
■葉たばこ
16
(3)島と地球にやさしい持続可能な村づくり
21世紀は「環境の世紀」といわれるように、地球環境問題という厳しい現実を打
開するために、世界各地で懸命な努力が行われている。これは本村も無縁ではいら
れない大きな問題である。
島で健やかに生活するには、地球環境が健全であり、未来永劫、持続可能な環境
でなければならない。村民も地球の一員として、地球全体をとらえたうえで、人も
自然生態系の中で関わり合いながら、生活する視点が必要である。
本村は離島であるが故に、古来より自然との調和、環境の保全を充実させてきた。
今一度、先人たちが持っていたノウハウを再構築し、世界へ発信することを目指すⅢものとする 。章■太陽光発電施設(旧空港跡地)
■西海岸の白浜
■シュガーガ―
■風力発電(沖縄電力)
17
(4)快適で安心できる生活環境づくり
本村では近年、人口減少が続いているが、人口の減少は国内経済の鈍化に伴う景
気低迷や全国的な少子化がその要因といえる。村の未来を展望するとき、物質的に
も精神的にも豊かな暮らしを続け、コミュニティが活性化することが重要である。
人口の定着を図るためには、一定水準以上の生活環境を整える必要がある。特に、
快適で衛生的な生活は、行政が責任を持って整える必要がある。一方で、住民一人
ひとりが地域の一員として、自らの生活環境の改善を図る必要もある。
このように、行政と地域・住民が一体となって、快適で安心できる生活環境づく
りを目指すものとする。
■フクギ並木(旧道)
■緑の少年団による植栽
■集落内風景
■防風林植栽
■ごみ収集(村クリーンセンター)
18
(5)明るく安らぎに満ちた暮らしづくり
4人に1人が 65歳以上という超高齢社会にあって、本村は県内でも高齢化率の高
い自治体である。一方、子どもの合計特殊出生率は全国的にも高い自治体であり、
必ずしも少子化社会とはいえないが、年々少子化が進行しつつあることは否めない。
また、国民は、病気やけが、老後の不安のない、明るく安らぎに満ちた暮らしを
享受する権利を有しているが、本村のような離島地域では、行政の力だけで他地域
と同等の暮らしを保証することは困難である。
このような時代であるからこそ、先人たちの精神にならって、村民みんなで支え
あう地域社会を構築しなければならない。
働「ゆいまーる」の精神を発揮し、行政と地域が一体となって、住民の希望に沿っ
たきめ細やかな支えあいやサービスを行うことが重要である。
■多良間村社会福祉協議会
■多良間村立保育所
■デイサービス(萌木の里)
■多良間診療所
19Ⅲ地域にある施設を最大限に有効活用すると同時に、古来より培われてきた地域協章 (6)島を支える人づくり
本村の子ども達は、美しい海や自然、八月踊り、スツウプナカ等の伝統行事を通
して豊かな感性を育み、素朴で純粋に成長している。しかし、中学を卒業したら大
方は高校進学のために島を離れなければならない宿命を背負っている。このような
社会状況下にあるにも関わらず、本村は沖縄県のみならず、本土や海外で活躍する
優秀な人材を輩出してきた。
本村の最大の資源は人であり、今後の地域活性化のためには様々な分野において
多様な人材を育成すると同時に、島外で活躍する村出身者あるいは多良間を愛する
島外出身者と連携し、村の内と外から地域振興を図る必要がある。そのために、郷
土のことをしっかりと見据え、多良間の主体性、方向性を認識し、個々の人間力を
高めていけるような地域社会の実現を目指すものとする。
■八月踊り
■八月踊り
■村立多良間小学校
■授業風景(小学校)
■村立多良間中学校
■たらま島一周マラソン
20
(7)健全な行政の仕組みづくり
21世紀は、地方分権の時代といわれるように、行政の仕組みも大きな変革期を迎
えており、「自らの問題は自らで解決する」という地方自治体の能力が求められて
いる。国の財政においても累積赤字が膨らみ、財政再建・構造改革の流れの中で、
本村も厳しい財政状況が続くものと予想される。
このような状況下で、行政の円滑な運営を行うには、村民の積極的な協力が不可
欠であり、村民の支えあい精神を尊重し、自主的に行政に参加できるような仕組み
づくりを構築する必要がある。そのためには、村民へ適正に情報を開示し、理解と
参画を促して「地域社会活動の強化」を図ると同時に、社会施設の整備や組織の強Ⅲ化・支援に務めるものとする。章■多良間村役場
■コミュニティ施設
■集落内掲示板
21
◆基本構想の体系図◆将来
像像
確かな発展でつくる 心のふるさと ゆがぷう島 たらま
三つの柱(基本的方向)
美しく魅力
ある島を目指
して
活力に満ちた
地域を目指して島の明日を
開く人づくり
を目指して
七つの基本方針1234567島を支える確かな基盤づくり
豊かな生活の基礎となる産業づくり
島と地球にやさしい持続可能なむらづくり
快適で安心できる生活環境づくり
明るく安らぎに満ちた暮らしづくり
島を支える人づくり
健全な行政の仕組みづくり
22
基本計画編
(後期基本計画)
施策の体系
将来像確かな発展でつくる心のふるさとゆがぷう島たらま基本的
方向美しく魅力ある島を目指して活力に満ちた地域を目指して島の明日を開く人づくりを目指して
基本方針
基本方針1
島を支える確かな
基盤づくり
基本施策
1-1
1-2
1-3
1-4
1-5
1-6
1-7
1-8
適正な土地利用の推進
魅力ある集落空間の創出
交通体系の拡充
人にやさしい島づくり
情報通信基盤の整備
良好な住宅・住環境の創出
水道水の安定供給
消防・防災・救急医療体制の
強化
基本方針2
豊かな生活の基礎と
なる産業づくり
2-1
2-2
2-3
2-4
2-5
農林畜産業の振興
漁業の振興
独自産業の振興
商業の振興
観光の振興
基本方針3
島と地球にやさしい
持続可能なむらづくり
3-1
3-2
3-3
3-4
集落景観の保全・創出
自然環境の保全
地下水の保全・かん養
地球環境の保全
基本方針4
快適で安心できる
生活環境づくり
4-1
4-2
4-3
生活環境の整備
循環型社会の構築
生活衛生の向上
基本方針5
明るく安らぎに満ちた
暮らしづくり
5-1
5-2
5-3
5-4
5-5
5-6
5-7
地域福祉の推進
保健医療・健康づくりの拡充
高齢者支援の推進
子育て環境の充実
障がい者(児)の支援
社会保障制度の適切な運用
男女共同参画社会の実現
基本方針6
島を支える人づくり
6-1
6-2
6-3
6-4
園児・児童・生徒の教育の向上
生涯学習・スポーツ等の振興
地域・伝統文化の継承
島内外地域交流活動の促進
基本方針7
健全な行政の仕組み
づくり
7-1
7-2
7-3
住民参加の仕組みづくり
行政運営の適正化
財政運営の効率化
25基本計画
施策と事業の体系
基本施策
取り組み施策
主な事業
基本方針1:島を支える確かな基盤づくり
1-1適正な土地利用の推進
1-2魅力ある集落空間の創出
1-3交通体系の拡充
(1)土地利用の適正化
①国土利用計画策定事業
(2)村民協働のルールづくり
①土地利用ルールづくり事業
(1)多良間らしい集落計画の策定
①町並み計画策定事業
(2)集客施設の整備
①地域振興拠点施設整備事業
(1)海上交通の機能拡充
①海上交通網の確保・維持事業
(2)航空交通の維持・拡大
②港湾付帯設備整備・維持事業
①航空便増発推進事業
②航空運賃低減化促進事業
③空港及び拠点間交通結節推進事業
(3)村内道路の整備と適正管理
(4)公共交通機関の拡充
①道路整備事業
②道路・付帯施設維持管理事業
③標識・案内板等整備事業
①村営乗合バス利便性向上事業
②村営乗合バス利用啓発事業
③村営乗合バス管理運営事業
1-4人にやさしい島づくり
(1)バリアフリー化の促進
①歩道整備事業
②バリアフリー型施設整備事業
1-5情報通信基盤の整備
(1)情報通信基盤の整備・拡充
①防災行政無線システム充実事業
②マルチメディアアイランド構想検討事業
(2)情報発信内容の充実
(3)情報発信人材の確保・育成
①村ホームページ充実事業
①情報発信人材確保・育成事業
(1)公的住宅の供給
②村民の情報通信の知識向上
①村営住宅整備事業
(2)住環境の整備
②既設村営住宅維持管理事業
①住宅マスタープラン策定事業
1-6良好な住宅・住環境の創出②建物耐震化推進事業
③住環境改善促進啓発事業
1-7水道水の安定供給
(1)上水道の整備と維持管理
①上水道管網整備事業
②給配水管維持管理事業
③浄水施設維持管理事業
④水道水安定供給計画推進事業
(2)水源地下水質の保全
①集落排水処理施設整備事業
②合併処理浄化槽整備促進事業
③化学肥料低減化促進事業
④農薬低減化促進事業
(3)水源の確保と渇水対策
⑤家畜ふん尿処理適正化促進事業
①節水意識啓発事業
②水源かん養林保全事業
③雨水利用促進事業
④貯水槽設置拡充事業
1-8消防・防災・救急医療体制
(1)防災意識の高揚
①防災情報提供事業
の強化
②防災訓練事業
③原野火災予防対策事業
26
基本施策
1-8消防・防災・救急医療体制
の強化
取り組み施策
(2)防災基盤の整備
主な事業
①防風・防潮保安林整備促進事業
②集落周辺等防風・防潮林保全事業
③防災行政無線維持管理事業
④避難場所等確保整備事業
⑤耐震性貯水槽整備事業
⑥コミュニティ防災施設整備事業
⑦建築物耐震化促進事業
⑧建築物防火対策促進事業
①地域防災計画整備事業
(3)防災体制の強化
②自主防災組織等支援事業
③災害時要援護者支援事業
④応援協力体制整備事業
⑤消防団体制推進支援事業
⑥消防車等設備充実事業
⑦自衛隊等出動依頼のマニュアルの検討
(4)救急医療体制の強化
①救急医療体制整備事業
基本方針 2:豊かな生活の基礎となる産業づくり
2-1農林畜産業の振興
(1)農業生産基盤の整備
①県営基盤整備促進事業
②団体営基盤整備促進事業
③農業用水確保整備事業
④防風・防潮・水源かん養保安林整備事業
⑤害虫予防対策事業
⑥樹木病害虫駆除事業
(2)農業経営基盤の強化
⑦環境保全型農業推進事業
①農業振興計画策定事業
②営農集団化促進事業
③生産組合支援事業
④農業委員会事業
⑤地産地消推進事業
⑥農産物販売促進事業
⑦低コスト輸送支援事業
⑧観光産業等、他産業と連携した複合経営
の促進
(3)農業生産の振興
①バイオ作物等調査事業
②薬用作物等調査事業
③6次産業化促進事業
④エネルギー作物の栽培検討
2-2漁業の振興
(4)担い手の確保・育成
⑤環境配慮型作物の育成・出荷促進
①青年就農者支援事業
(1)漁業生産基盤の整備
②技術研修支援事業
①漁港付帯設備整備事業
(2)漁業経営基盤の強化
②漁港管理運営事業
①養殖漁業調査事業
②ブルーツーリズム促進事業
③流通システム合理化事業
④ネット販売促進事業
⑤海産物直売所開設事業
⑥共同化・協業化の推進
27基本計画
基本施策
2-2漁業の振興
取り組み施策
(3)漁業資源の保全と有効活用
主な事業
①海域海岸保全事業
②生活排水流出防止対策事業
③海域適正利用促進事業
④レジャー産業、ブルーツーリズム等と連
携した海域の保全
2-3独自産業の振興
(1)たらまピンダの振興
(2)地域ビジネスの創出
①たらまピンダ PR 促進事業
②ピンダアース大会促進事業
③ピンダ商品開発及び販売促進事業
①新商品研究開発促進事業
②加工生産組織化支援事業
③流通販売システム構築事業
2-4商業の振興
2-5観光の振興
(1)中心地区の賑わいづくり
①中心地区整備事業
②休憩施設等整備事業
(2)販売促進活動の推進
①消費者ニーズ把握事業
②販売促進事業
(1)観光振興体制の整備
③多様な商業機能の促進
①観光振興計画策定事業
(2)観光資源の保全・創出・活用
②観光協会強化支援事業
③ふれあい交流型観光に向けた民間活力
の支援
①観光資源創出事業
②八月踊り等まつり活性化支援事業
③県立自然公園利用促進事業
④各種体験型、ふれあい型観光の研究
⑤核 と なる 民 間 組 織 (NP O 法 人 等 )の 設
立、支援
⑥多良間独自の「食」等の研究
①観光情報発信ホームページ充実事業
(3)観光宣伝の充実
②「日本で最も美しい村」PR 促進事業
③観光パンフレット充実事業
(4)観光産業の育成
①観光産業支援事業
②観光ネットワーク形成事業
(5)観光施設の整備・管理
③誘客促進事業
①観光施設整備事業
(6)特産品等販売の促進
②観光施設管理運営事業
①特産品開発支援事業
②特産品等販売促進事業
基本方針 3:島と地球にやさしい持続可能なむらづくり
3-1集落景観の保全・創出
(1)集落景観の保全・整備
①町並み景観保全事業
②集落美化促進事業
③花いっぱい運動推進事業
④空き家の観光資源としての活用検討
①トゥブリ保全事業
(2)景観資源の保全
3-2自然環境の保全
(1)自然環境保全意識の高揚
①環境教育推進事業
②すぐれた自然資源発信事業
(2)貴重な動植物の保護・保全
①貴重野生動植物保全事業
②渡り鳥保全監視事業
③県立自然公園保全支援事業
28
基本施策
3-3地下水の保全・かん養
取り組み施策
(1)地下水量の保全・かん養
主な事業
①地下水かん養林保全事業
②地下水かん養林造成事業
③節水意識の高揚、雨水利用の奨励
(2)地下水質の保全
①化学肥料、農薬等の低減対策事業
②家畜排せつ物堆肥化事業
③生活排水適正処理推進事業
④集落排水処理施設整備検討事業
3-4地球環境の保全
(1)地球温暖化防止対策の推進
①地球温暖化対策啓発事業
②庁舎地球温暖化対策推進事業
③地球温暖化対策環境教育推進事業
④エコドライブ普及事業
(2)再生可能エネルギーの導入促進①メガソーラー導入促進事業
②風力発電導入促進事業
③住宅太陽光発電促進事業
④公共施設太陽光発電設置推進事業
(3)廃棄物減量の推進
①廃棄物減量啓発事業
②廃棄物適正処理事業
基本方針 4:快適で安心できる生活環境づくり
4-1生活環境の整備
(1)地域の保安・防犯の確立
①街灯設置事業
②防犯団体支援事業
③地域・警察連携推進事業
④交通安全推進事業
(2)生活環境の整備
①集落内道路の整備
②排水施設の整備
③集落排水処理施設整備の検討
①中心地区の機能向上・道路の整備
(3)中心地区の整備
4-2循環型社会の構築
(1)廃棄物の減量と適正処理の推進②企業誘致の検討
①ごみ減量推進事業
②ごみ減量啓発事業
③ごみ収集運搬事業
④ごみ中間処理事業
⑤ごみ最終処分事業
⑥し尿処理事業
⑦産業廃棄物適正処理推進事業
4-3生活衛生の向上
(2)計画的な廃棄物の処理
⑧有害物質適正処理事業
①一般廃棄物処理基本計画推進事業
(1)墓地・埋葬の適正管理
②廃棄物諸施設運営管理事業
①墓地適正管理事業
(2)衛生的な生活環境の確保
②墓地埋葬法の情報提供
①不法投棄防止対策事業
②浄化槽設置推進事業
③害虫駆除支援事業
④動物愛護推進事業
基本方針 5:明るく安らぎに満ちた暮らしづくり
5-1
地域福祉の推進
(1)地域福祉体制の強化
①福祉情報提供事業
②各種福祉計画推進事業
③地域福祉サービス推進事業
29基本計画
5-1
基本施策
地域福祉の推進
取り組み施策
(2)福祉のむらづくり
主な事業
①地域コミュニティ活動推進事業
②福祉ボランティア活動支援事業
③社会福祉協議会連携事業
④民生委員・児童委員育成・活動支援事業
⑤地域福祉ネットワーク構築事業
5-2保健医療・健康づくりの
拡充
(1)安定的な医療の拡充
①救急搬送システム充実支援事業
②遠隔医療情報システム導入支援事業
(2)健康づくり事業・予防医療の推進①健康診断・予防接種事業
②健康保険事業
③健康相談・指導事業
④生活習慣病予防推進事業
⑤健康管理促進事業
⑥健康たらま 21普及啓発事業
(3)世代ごとの健康教育の促進
5-3
高齢者支援の推進
①母子保健推進事業
②子ども食育推進事業
(1)地域包括支援センターの拡充
③中高年健康づくり推進事業
①地域包括ケア事業
(2)高齢者の社会参加促進
②高齢者福祉人材育成事業
①生きがいづくり事業
②高齢者の就労・社会奉仕活動支援事業
③社会福祉事業
(3)介護予防の推進
①寝たきり防止・健康づくり事業
②介護予防事業
(4)高齢者福祉サービスの提供
①高齢者生活支援事業
②社会福祉協議会との在宅福祉サービス
連携事業
③ボランティア育成事業
(5)介護保険制度の適正運用
5-4
子育て環境の充実
(1)保育サービスの充実
(2)地域で育てる健全保育の推進
④異世代交流促進事業
①介護保険料適正化事業
①通常保育事業
②保育所における健康・体力づくり支援事業③保育所と地域交流事業
④保育所の安全管理事業
①子育て相談事業
②子育てサークル支援事業
③児童虐待防止ネットワーク事業
④異世代交流促進事業
⑤民生委員・児童委員育成・活動支援事業
(3)子育て支援制度の充実
(4)母子の健康の確保と増進
①子ども手当等支援制度の周知事業
②保育費軽減制度等の周知事業
③育児休業制度等の周知事業
①親子健康手帳の交付、健康相談等実施
事業
②各種健康診査等推進事業
③乳児学級事業
(5)母子・父子・寡婦世帯の自立促進
と支援
30
④母子保健推進員活動支援事業
①支援体制確立事業
②民生委員・児童委員育成・活動支援事業
③就労機会確保事業
5-5
基本施策
障がい者(児)の支援
取り組み施策
(1)障がい者の健康管理、医療支援
主な事業
①医療支援体制充実事業
(2)地域での相談支援の充実
②医療費助成制度の周知事業
①地域住民への理解・支援呼びかけ事業
②多良間村障がい者地域自立支援協議会
(仮称)設置事業
5-6社会保障制度の適切な
運用
(3)権利擁護等の障害福祉サービス
の充実
①成年後見制度の普及啓発事業
②障害福祉サービスの充実
(1)生活保護世帯等への支援
③障がい者の就労促進事業
①生活保護制度活用事業
(2)年金加入率の向上
②生活困窮世帯の自立支援相談事業
①国民年金加入促進事業
(3)国民健康保険財政の健全運営
②国民年金納付促進事業
①国民健康保険滞納防止事業
②生活習慣病予防推進事業
③疾病予防・早期発見推進事業
5-7現男女共同参画社会の実
(1)男女共同参画意識の醸成
④後期高齢者医療制度運用事業
①男女共同参画の普及啓発事業
②男女共同参画推進計画推進事業
基本方針 6:島を支える人づくり
6-1園児・児童・生徒の教育
の向上
(1)地域教育体制の確立
①学校・家庭・地域連携事業
②非行防止・安全教育のための一声運動
事業
③PTA活動事業
④子ども会活動事業
⑤地域文化行事参加事業
⑥成人祝い事業
①幼・小・中連携事業
(2)幼児教育の充実
②幼稚園管理運営事業
③幼稚園教育振興事業
(3)小・中学校教育の充実
①学力向上事業
②情操教育促進事業
③語学教育、国際化教育推進事業(ホーム
ステイ派遣事業)
④情報・コンピューター教育促進事業
⑤「生きる力」育成事業
⑥郷土文化教育、環境教育事業
⑦学校保健体育充実事業
⑧教育相談事業
⑨平和教育推進事業
⑩小・中学校管理運営事業
⑪小・中学校教育振興事業
⑫キャリア教育
(4)特別支援教育の充実
①就学指導教室推進事業
②相談活動推進事業
(5)高等学校教育等の充実
①高校入学支援事業
②大学入学支援事業
(6)教育施設の整備、拡充
①教育教材、設備、備品拡充事業
②教育施設環境美化事業
31基本計画
基本施策
6-1園児・児童・生徒の教育
の向上
取り組み施策
(7)教職員の資質向上
主な事業
①研修・交流活動参加促進事業
6-2生涯学習・スポーツ等の
振興
(1)生涯学習活動の内容充実
②地域活動参加促進事業
①生涯学習内容ニーズ調査事業
(2)スポーツ・レクリエーションの充実6-3
地域・伝統文化の継承
②出前講座等充実事業
①各種スポーツイベント実施事業
②スポーツ・レクリエーションと観光産業連
携事業
(3)組織体制の強化
③スポーツ振興事業
①各種行事、イベント等の指導者育成事業
(4)活動拠点の整備
②各団体の組織・連携強化事業
①施設の整備・拡充事業
(1)伝統文化の継承・振興
②島外参加者受入体制整備事業
①伝統文化継承事業
②文化財発掘・保存、調査事業
③文化財管理施設整備事業
6-4島内外地域交流活動の
促進
(2)文化情報の発信
④方言辞典作成事業
①文化情報発信事業
(1)島内外の地域活動交流
②伝統文化と観光産業連携事業
①島内異業種交流、地域交流促進事業
②離島間情報交流事業
③島内外情報共有事業
④ソーシャルビジネス・コミュニティビジネ
ス(SB/CB)支援事業
(2)交流の場の確保
①各種イベントの交流促進事業
②民泊、ショートステイ留学事業
③離島間プラットホーム参画事業
基本方針 7:健全な行政の仕組みづくり
7-1??住民参加の仕組みづく
(1)広報活動の強化
①広報「たらま」発行事業
②村ホームページ充実事業
③自治会情報伝達事業
④個人情報保護事業
7-2
行政運営の適正化
(2)公聴活動・情報交流の推進
(3)村民参加の行政
①公聴会等実施事業
①村民参加型行政促進事業
(1)組織体制の充実、強化
②村民意見募集事業
①職員の定員・配置適正化事業
②職員の資質向上事業

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