そのマンション購入ちょっと待った! 騙されないためのチェックポイント7

中古マンションの購入時、気にすることは何でしょう? 内見時の日当たり? 施工業者? 築年数? 担当営業の人柄?

不動産購入は、個人で何回も買い物を繰り返して賢くなることができないもの。そのため不動産業者に比べて、個人の購入者が圧倒的に不利になるようにできています。

ここでは、騙されないためのチェックポイントを列挙します。以下に該当する場合は自分の買い物に余程自信が有る人であっても、購入を見送ることをお勧めします。

今の担当営業とのファーストコンタクト時は、確か自分にかかってきた電話だった。

やめましょう。今買いたいと思っているマンションは、その営業にそそのかされて欲しい気になってしまっただけです。元々本当に必要でしたか?「将来の子供のために」「一軒家は維持管理が大変だから」「孫が喜ぶ部屋を」「あなたのように地位の有る方にはステータスの有る暮らしを」… 営業はあらゆる言葉を使ってアナタを洗脳します。

ファーストコンタクトの電話を受け取る前から購入を検討していた方も、その営業はやめましょう。電話営業をかけている業者は、営業コストが非常に高い物件、つまり価格と実際の価値とに乖離のある物件しか抱えていません

内見時の日時調整で選択できる日時が限定的で、複数回の内見を嫌がる。

やめましょう。曜日・時間によって見せる事ができない状況である可能性が非常に高いです。夜中にうるさくなる。午前中は日が当たらない等の問題を抱えている可能性があります。何度か日と時間を変えて内見させてもらいましょう。何千日も住む部屋を、数十分見ただけで決められますか?

営業が人柄も良く信頼できそうなので信頼している。

やめましょう。不動産営業は離職率が非常に高い職業です。個人の責任として無理な約束を交わして、当の本人は本人の意向に関わらず職を離れる事が非常に多いです。会社自体が信頼できる所で無い限りはどんなに人柄が優れた人物でも信頼してはいけません。

そもそも、不動産業者は利害関係が一致しない相手ですので頭から信頼してはいけません。

掘り出し物だ。単純に投資用として美味しい。

やめましょう。掘り出し物物件が一般人に渡ってくることはまずありません。

超優良物件が出た場合、まず売却を依頼された不動産会社が抑えてしまいます。不動産会社が抑えなかったものでも価値があると見込まれたものは不動産仲介業者や管理会社が抑えてしまいます。一般人の目に触れる時点で掘出し物はほぼありません。万一掘り出し物が残っていた場合、不動産会社・仲介業者・管理会社等、物件の情報をいち早く知れる会社の内部の人間が速攻で抑えてしまいます。

また、そのような掘り出し物物件。運用益が出続けるならなぜオーナーは手放したのでしょうか?

そのマンションには社会的地位が高い人がたくさん住んでいる。自分もその一員になれる。

やめましょう。社会的地位が高い人が住んでいた場合、そのことをアナタが正当に知れる方法はありません。社会的地位が高い人はそのマンションのオーナーもしくはそれに近しい人であって、自分の所有物件の価値を高めるためにそれを売り文句として使わせていることが考えられます。

また、そうでない場合、どこに誰が住んでいるというセンシティブな個人情報が漏れてしまう環境であることは望ましくないはずです。

社会的地位が高い人が住んでいることは不動産価値とは関係がなく、居住環境、売却時の価格にも関係ありません。

迷っている暇はない。早く手付け金だけでも払わないと売れてしまう!

営業の方のカタリである可能性が非常に高いです。心静かに無視しましょう。

仮に本当だったとしても、アナタが不動産のプロで無いならば不動産の購入には慎重に考える時間が絶対に必要です。その時間を取れない時点で、その物件はアナタにとっては良い物件ではありません。

いくつか物件を見たが、他に比べてすべての面で抜群に良い物件に巡り会えた。

やめましょう。営業の作戦通りです。本当に売りたい物件以外でがっかりさせて、本命で喜ばせる常套手段です。担当営業に一軒目の見学の時から「変なの紹介されたら他行くから」位言って、最初から本命の物件を紹介させましょう。

複数の物件を見たら、「こっちは○○が良い。あっちは××が良い。どっちにすべきか。うーむ。」となるのが普通です。それが「最後のやつは完璧だ!今まで見たどの物件よりも良い!」となるのは異常です。

以上。

 

これらはもちろん不動産のプロの皆さんには一切当てはまらないです。
人生に一度か二度しか不動産を買わないような人が大コケしないことを目的に書いています。


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